2012/03/31

本日は少し建築のお話をします。

テーマは巾木。
ハバキと読みます。
聞きなれない方もいらっしゃると思います。

写真で言うと、床と壁が垂直に交わる部分にある、
こげ茶のラインをさします。

巾木は、壁と床の取り合い部分にある、
見た目の「隙間」を隠す意味と、すきま風を防ぐ意味があります。
また、壁を傷めないようにする保護材の役目も果たします。
掃除機や雑巾かけをする時に、直接壁に当たらないようにする
という事です。

機能面にも意匠面でもとても重要な部分です。

見た目には、施設や住宅メーカーさんによって寸法も違いますが、
大体6cmから10cmくらいが標準になります。

弊社の巾木は4cm。
必要最低限であり、高さを落として細い印象にする事で、
空間をシャープに見せる事ができます。

最近新しく、
埋め込み式の巾木を設けました。

壁とフラットにする事で、
より空間をスッキリと見せる事が出来ます。


上から見てお分かりになると思いますが、
存在感がない程、スッキリとしています。

このような独自テイストの積み重ねが、
オーナー様の器への想いとして繁栄されていきます。